
山登りに適した軽自動車
近年は登山やキャンプなどアウトドアブームが出ていますね!
アウトドアを楽しむのに軽自動車では無理という否定的な意見もありますが、そんな考えはもう古いと言って良いでしょう。


軽自動車は排気量が660ccまでという制限があるので、普通車に比べればパワー不足は否めませんが、4WDやターボ付きにすればトルクが上がり、山道のような坂道も登る事ができます。
この記事ではアウトドアにおすすめで山登りできる坂道に強い軽自動車を紹介します。
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山道を走れる軽自動車とは?

山登りはパワー必要
山道を走るのに軽自動車は不向きという意見がありますが、その概念は一旦忘れましょう。
確かに普通の軽自動車では厳しいものがあります。
そこで、山道に強い軽自動車のポイントを抑えておきましょう。
ポイント
パワーがある
ターボが付いている
4WD
以上の部分を簡単に解説しますね。
パワーがある軽自動車は馬力とトルクが大事
大前提として軽自動車はパワー不足なものです。
乗用車と比較すると加速性能が悪くなるなどの欠点を少なくするためにパワーのある軽自動車を選ぶことをおすすめします。
カタログでパワーで注目する数値は以下の2つの数値です。
馬力(最高出力)
トルク
軽自動車のパワーを見る数値の一つに馬力(最高出力)があります。
そもそも馬力が何の意味なのか言いますと、本来は一定時間内に決められた荷物をどこまで運べるかを示す数値の一つです。
具体的に言いますと1馬力は1秒間に75kgの重さを1m持ち上げるパワーです。
この馬力は軽自動車には64馬力までという規制があります。
そこで次にみるポイントはトルクです。
トルクとは自動車のタイヤを回転させる力のことで、加速力や燃費に大きく関係します。
トルクが大きいほど加速力や坂道を走るパワーが強くなり、回転数が少なくなれば燃費もよくなります。
車の瞬発的な力(最高速度を出すまでの時間)を早めてくれる数値のことがトルクで、馬力は最高速度を決める数値ということになります。


ターボが付いている

ターボの有無でパワーが違う
車のターボとはスポーツタイプやワンボックスタイプなどの高いエンジン出力が求められる車に搭載されるエンジンのことです。
ターボ搭載車はパワー不足を解消できて坂道の走行や荷物の運搬に頼もしいです。
馬力やトルクが高いことも特徴で、極力少ないエンジンの回転数で最大トルクが出ます。
つまり、基本的にターボ車はパワーが大きいということです。
ターボ車は燃費が悪くなるというデメリットがありますが、山道や坂道を登るには必須と言っても良いでしょう。
関連リンク
道無き道を行くならクロカン4WD
4WDの車はパラーがありますので坂道に強いです。
山道を走るのには普通の道路を走る事や、道無き道を走るなどが想定されますね。
舗装された山道を走るのなら2WDでも十分ですが、道無き道を走るならスズキジムニーのようなクロカン4WDが必要です。

ココがポイント
険しい山道を走るかどうかで車の選び方が違います。
パワーがない軽自動車で山を登った人たちの感想
やっぱりキツイ
軽自動車で山登りはキツイww pic.twitter.com/Aw1xczgB1A
— しゅーや (@0828Shuya) August 12, 2017
とにかく疲れる
くろにくは重い軽自動車だから、ちょっと山登りすると疲れちゃうよ! pic.twitter.com/g963bW0WoD
— ソロイソロイ (@soroisoroi) June 17, 2017
エアコンの水温計がH(HOT)になってヤバかった…
夏 軽自動車 エアコン 山登り 結果 こうなる😅 pic.twitter.com/zfp5kobed7
— 八王子のたけ。 (@team_sakuranbo) August 15, 2019


元々軽自動車は馬力も決まっていて、普通に近場(県内)などを走る分には大丈夫ですが、山道、悪路、高速などの道には適していないので、それに合わせて車を選んだほうが良いでしょう。
アウトドアに強い軽自動車
アウトドアに強い軽自動車はパワーがある車が必須です。
パワーがないと山登りのような坂道を走るには厳しいですからね!
しかし、それだけではなく広さなど快適さも欲しいという方も多いでしょう。
そこでアウトドアに強い軽自動車を紹介します。
ダイハツ・ウェイク

引用元:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
CMでおなじみ言っていいほど人気の軽自動車であるダイハツ・ウェイクはアウトドアにピタリです。
CMでもサーフボードを楽々荷台に積むなどして広さをアピールしてますね。
ウェイクは軽自動車のトータルワゴンという分類になっていて、箱型で大きな力強い車体です。
ウェイクはアウトドアに最適ですが、山道を登るのならターボ付きのグレードにするのが必須です。
ターボ付きなら最愛馬力47kW、最大トルク92N・mと大幅に上がりますので山道も問題ないです。
ぬかるみなど悪路を走る事も想定されるのなら4WD車を選ぶといいでしょう。
スズキ・ハスラー

画像引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/
ダイハツ・ハスラーはアウトドアにぴったりなSUVタイプの軽自動車です。
ハスラーは街乗りをイメージしているSUVですが室内が広く、後部座席を完全にフラットになるまで倒せたり、全席の背もたれを後ろに倒せたりと室内空間の使い勝手がいいです。
サーフボードなどの長い物も収納できるおでアウトドアでおすすめな軽自動車と言えます。
気になる走行性能ですが、ハスラーはオフロードでの走行にはそこまで優れいません。
舗装された山道を走るには問題ないですが、ぬかるみや道無き道を走る事には向いていません。
スズキ・ジムニー

画像引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
スズキ・ジムニーは軽自動車のSUV車で知る人ぞ知るオフロード走行に特化した車です。
外見が箱型SUVの男らしさを残しつつ、万人受けするカッコ良さがあります。
しかし、広さはあまりありません。
後部座席を前非に倒せば荷台スペースを作れますがフラットになる程完全に倒す事ができませんので大荷物を収納するのは難しいです。

気になる走行性能ですが、本格SUVといった数値でパワーが足りなくて進めないという事はまずないでしょう。
オフロードを走行するための機能が盛りだくさんあります。
路面状況から2WDと4WDの駆動を切り替えられる「ドライブアクション4×4」で常に安心した走りができます。
「前後3リンクリジットサスペンション」は片輪がガレキなど段差に乗り上げても柔らかなサスペンションでもう片方の車輪を地面から浮かす事なく地面につけたままの状態を保てます。
子のようにススキ・ジムニーは悪路走行には文句なしの車です。
オフロードを走るならジムニーと言ってもいいでしょう。
しかし、段差の衝撃を吸収するためのサスペンションが柔らかいので小さな段差でも跳ねてしまいます。
SUVに慣れていない人は気になってしまうと思いますが、山登りする軽自動車としてはまず問題なく適している車です。
ホンダ・N-BOX

画像引用元:https://www.honda.co.jp/Nbox/
ホンダ・N-BOXは軽自動車の売り上げトップに君臨する大人気の軽自動車です。
N-BOXはファミリーカーとして定評がありますが、アウトドアでも使いやすい車と言えます。
座席スペースは十分な広さがあり、後部座席で足を組んだり子供が着替えするなどくつろげる空間になっています。
しかし、後部座席がフラットにならないので平らなものを置くには少しコツがいります。
そのためウェイクなどと比較するとアウトドアには少しだけ不便に感じてしまうかもしれません。
走行性能は坂道でも問題ありません。
実はN-BOXはパワーがある軽自動車でターボ無しでも馬力が高いです。
しかし、山道を走る事をお考えなのであればやはりターボ搭載のN-BOXを選ぶ事をおすすめします。
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まとめ
この記事では軽自動車が山道を走るために必要なポイントと。山道を走るのに適している軽自動車を紹介しました。
山道を登るにはパワーが大事です。
軽自動車はパワー不足と言われていますが、ここまで紹介したようにパワーがある軽自動車はたくさんあります。
山道を走るために見るべきポイントをおさらいしましょう。
ポイント
パワー(馬力・トルク)がある
ターボが付いている
4WD
以上のものに注目して軽自動車を選んでみてはいかがでしょうか。
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