
低燃費なスライドドア軽自動車
スライドドアタイプの軽自動車は大人気になっていますね。
荷物を多く詰めたり、開口部が広くて乗り降りが楽なことから子育て中の方や高齢者にも大人気です。
その中で気になるのが低燃費かどうかではないでしょうか。

軽自動車を運転するには絶対にガソリンを使いますし、燃費が良いと家計に助かりますからね。
そこでこの記事ではスライドドアタイプの軽自動車の燃費をランキング形式で紹介します。
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スライドドア軽自動車低燃費ランキング

スライドドア駅自動車低燃費ランキング
スライドドアタイプ軽自動車の低燃費をランキング形式で紹介します。
この燃費はカタログに記載されている燃費です。

順位 | 車種 | 2WD | ターボ有り |
1位 | スズキ・スペーシア | 30.0km/L | 25.6km/L |
2位 | ダイハツ・ムーヴキャンパス | 28.6km/L | なし |
3位 | ダイハツ・タント | 27.2km/L | 25.2km/L |
4位 | ホンダ・N-BOX | 27.0km/L | 25.6km/L |
5位 | ダイハツ・ウェイク | 25.4km/L | 23.8km/L |
ターボが有る場合だと上下しますがこのようなランキングにになりました。
実燃費のランキングにしても違いはありません。

スズキ・スペーシア

画像引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/
新車価格 | 標準燃費 |
135~161万円 | 30.0km/L |
スライドドアタイプの軽自動車で燃費が最も良いのがスズキ・スペーシアです。
ただし、フルモデルチェンジで燃費は32.0km/Lから30.0km/lに低下しております。
スズキ・スペーシアは「SPACE」という名前の由来の通り広い空間が特徴です。
新機能のパワーモードを併用すれば低燃費を維持しながら坂道では力強い加速を実感できます。

ダイハツ・ムーヴキャンパス

画像引用元:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/move_canbus/
新車価格 | 標準燃費 |
127~171万円 | 28.6km/L |
ダイハツ・ムーブキャンパスは他のスライドドアタイプの軽自動車と比較して車高が低めなのが特徴です。
子育て中の母親ではなく娘と共同で使う母親の世代とその娘をターゲットとしている軽自動車です。
つまり、若い女性にも人気です。
燃費はスライドドアタイプの軽自動車の中では2番目に良いです。
しかし、ターボを搭載しているモデルがありませんので、長距離ドライブや急な坂道、アウトドアには不向きと言えます。

ダイハツ・タント

画像引用元:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/
新車価格 | 標準燃費 |
124~171万円 | 27.2km/L |
ダイハツ・タントの新型モデルも燃費は28.0km/Lから27.2km/Lへダウンしています。
安全性能を重視していることから燃費があまり伸びていません。
ダイハツタントの特徴はミラクルオープンドアです。
通常は前の席と後ろの席のドアの間には支柱がありますが、ダイハツタントにはそれがありません。
車高が高い軽自動車で、ステップ高が低いので乗り降りが楽々です。

ホンダ・N-BOX

画像引用元:https://www.honda.co.jp/Nbox/
新車価格 | 標準燃費 |
141~192万円 | 27.0km/L |
ホンダN-BOXは軽自動車の中で売り上げナンバー1なので最も人気のある軽自動車と言えます。
最新モデルでも燃費はあまり伸びなくて27.0km/Lです。
ターボ搭載モデルでは燃費が25.6km/Lで1位のスペーシアと同じです。
つまり、ターボ搭載のスライドドアタイプの軽自動車での低燃費1位となります。
スライドドアは非接触式キーでセンサーに触れるだけで解錠されます。
ドアハンドルを引くだけで解錠とオートスライドが同時にすることで非常に便利です。

ダイハツ・ウェイク

画像引用元:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
新車価格 | 標準燃費 |
137~187万円 | 25.4km/L |
ダイハツ・ウェイクはアウトドアに最適な軽自動車として人気が高いです。
パワーが強いが故に燃費性能はランキング上位のスライドドアタイプの軽自動車と比較して悪くなっています。
しかし車高が高く室内は広々と使えるため荷物は多く載せることができます。
シートアレンジで車中泊ができるスペースを確保できたり、サーフボードを載せることもできるなどとにかくアウトドアを楽しみたい人に嬉しい形になっています。


スライドドアタイプは燃費が悪い?

スライドドアタイプは燃費が悪い?
燃費を考えるとスライドドアタイプの軽自動車が悪いと言われています。
スライドドアのないスズキ・ワゴンRは燃費が33.4km/Lですので比較するとかなり燃費が良いですよね。
最近の傾向では燃費よりも安全性能を重視されているので、最近のモデルでは燃費が伸びていません。
スライドドアタイプの軽自動車はそもそも車両重量が重くなることから燃費が悪いと言われています。
車両重量が思いから燃費が悪い
スライドドア搭載の軽自動車は車高が高いモデルが多いことから車両重量が重くなります。
スライドドアは手動の開閉だと力を必要とするものなので、子供や高齢者の方の力では開けにくいものです。
そのため、電動のパワースライドドアを搭載しているので車両重量はより増えます。


ターボ搭載は燃費が悪くなる
ターボ搭載の車は加速がよくて最大トルクが上がります。
つまり、パワーが向上しますので走り出しが良かったり坂道でも楽々走れます。
長距離ドライブを楽しみたい人や荷物を多く載せる人、アウトドアを手軽に楽しみたい人にはターボ搭載の方がおすすめです。
しかしターボでパワーが上がる分、燃費が悪くなるのがデメリットとなります。


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燃費が悪くてもスライドドアタイプが人気の理由

スライドドアタイプの軽自動車は大人気
スライドドアタイプの軽自動車は燃費が悪くても大人気です。
これは利便性や安全面なども理由があります。
例えば軽自動車全体で一番人気なのはホンダ・N-BOXです。
ホンダ・N-BOXは燃費の良いワゴンRと比較しても圧倒的な人気を誇っています。
スライドドアタイプの軽自動車が人気の理由は乗り降りが楽なことと、荷物が多く積めることです。
車高が高いから広々と使えて荷物が楽々多く積める
スライドドアタイプの軽自動車は車高が高いものが多いです。
さらにスライドドアの開口部が広いのでヒンジドアタイプの軽自動よりも荷物を楽々詰めます。
車高が高いことで荷物を多く載せれることから、アウトドアを楽しみたい方に大人気です。
キャンプ道具を多く詰めますし、車中泊をできるような快適な広さになるものが多いです。
開口部が広いから乗り降りが楽

狭いスペースでもぶつける危険なくドアを開けれる
スライドドアタイプの軽自動車は必然的に開口部が広くなっています。
車高が高いタイプが多いので、乗り降りが簡単に行えます。
例えば小さな子供を抱いたままでも簡単に乗れ、足腰が弱くなってしまった高齢者の方でも簡単に乗り降りができます。
またスライドドアは横に開閉するので、狭い場所でも簡単に開閉できます。
そのため駐車場で横の車や壁にぶつけてしまうという心配もありません。
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まとめ
スライドドアタイプの軽自動車をランキング形式で紹介しました。
順位 | 車種 | 2WD | ターボ有り |
1位 | スズキ・スペーシア | 30.0km/L | 25.6km/L |
2位 | ダイハツ・ムーヴキャンパス | 28.6km/L | なし |
3位 | ダイハツ・タント | 27.2km/L | 25.2km/L |
4位 | ホンダ・N-BOX | 27.0km/L | 25.6km/L |
5位 | ダイハツ・ウェイク | 25.4km/L | 23.8km/L |
燃費が最も良いのはスズキスペーシアです。
ターボ搭載のものではスズキ・スペーシアとホンダ・N-BOXが同率1位でした。
最近の傾向では燃費を良くすることよりも、安全性能の向上に勤めていますので古いモデルと比較すると燃費が少し悪くなっています。
スライドドアの開閉には力が入りますので、電動のパワースライドドアなら子供からお年寄りまで楽々開閉できますね。
このようなタイプでは重量が重くなってしまうことが多いので、どうしても多少は燃費が悪くなってしまいます。
燃費が良いと経済的ですが、軽自動車は自分の用途とマッチしたものを選ぶことをおすすめします。