
ナンバープレートを取り外す方法
軽自動車のナンバープレートを取り外して交換するのに、どうやったらいいのか分からないですよね。
自分で取り外していいものなのか、業者で行なってもらわなければいけないのか疑問に思うことでしょう。
ナンバープレートを再交付するのに必要な手続きや必要な書類、またナンバープレートの交換はどのような時に必要なのか色々と疑問に思いますね。
この記事では軽自動車のナンバープレートの取り外し方法から、再交付手続きや必要な場合まで解説します。
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軽自動車のナンバープレートの取り外し方法

ナンバープレートをとる外す道具
軽自動車のナンバープレートは自分で取り外しができます。
ナンバープレートの取り外しは普通車の場合は封印がありますので容易ではありませんが、軽自動車の場合は10mmのネジで止まっているだけなのでねじ回しで簡単に取り外すことができて取り付けもできます。


ナンバープレートの取り外しに必要な道具
軽自動車のナンバープレートは10mmのネジが4本で止まっているだけです。
つまり、このネジを外すことができる道具さえあれば誰でもできます。
ナンバープレートの交換に必要な道具
プラスドライバー
10ミリスパナ
以上の道具のいずれかがあれば簡単に外すことができます。

ナンバープレートの取り外し方
ナンバープレートの取り外し部分にはプラスの溝があるアプセットボルトが締め付けられています。
このアプセットボルトを外せばナンバープレートを取り外すことができます。
アプセットボルトの溝にドライバーを差し込んで反時計回りに回してアプセットボルトを緩めて外すとナンバープレートは簡単に外れます。
取り付けは逆の手段で行います。
取り外しも取り付けも、アプセットボルトを回す際に力を入れすぎるとボルトの溝がなくなってしまうので注意してください。
10mmスパナで固定しながら回すと緩めたり閉めるのが簡単になります。
自動車屋さんで代行してくれる
どうしても自分では交換が難しいと感じる場合は自動車屋さんで代行をしてくれます。
代行の方がプロがやってくれるので安心するという方が多いです。
しかし、代行の場合は10,000円〜15,000程度の費用がかかります。
代行の場合はナンバープレートの交換だけでなく、名義変更や車検証を発行して届けてくれます。


軽自動車のナンバープレートの再交付手続き方法
軽自動車のナンバープレートを再交付する場合は、「盗難・紛失」と「破損・汚損」で手続き方法が異なります。
これはナンバープレートを返納できるかどうかでの差です。
盗難・紛失:番号変更で手続き
汚損・破損:同じ番号で手続き
紛失や盗難の場合はナンバープレートを返納することができ、この場合は番号変更の手続きです。
事故などで破損したり、汚れが酷くて汚損による再交付の場合は同じ番号で再交付できます。
ただし、破損や汚損が酷い状態で文字の判別が不可能でナンバーを正確に読めない場合は番号変更の手続きになります。
番号変更手続きに必要な書類
ナンバープレートを盗難や紛失で再交付に番号変更の手続きを行うにはあらかじめ用意しておくものが必要です。
番号変更手続きに必要な書類
申請書(軽OCRシート3号):使用者本人が直接申請する場合は印鑑を押印
車検証
車両番号標未処分理由書:使用者の印鑑を押印
ナンバープレートが盗難や紛失になった場合は以上のものを持ち申請するのですが、その前に盗難届けまたは紛失届けを出しに警察署に行ってください。
また車両番号標未処分理由書は必要事項を記入しておきましょう。
同一番号再交付手続きに必要な書類
ナンバープレートを事故などで破損や汚損してしまった場合には同一番号再交付手続きになり、手続きを行うには必要な書類を用意する必要があります。
同一番号再交付手続きに必要な書類
申請書(車両番号標再交付申請書):軽自動車検査協会の窓口にあります
車検証:基本的には原本ですが窓口によってはコピーでも大丈夫です
ナンバープレート:申請から約5日後の出来上がりの際に持参します
以上の書類が必要です。
ナンバープレートは破損や汚損で番号が見えなくっている場合は番号変更になることがありますので、その際は窓口の指示に従ってください。
ナンバープレートの交換が必要な時は他にどんな時?

ナンバープレートを交換する時
ナンバープレートを交換するには盗難や紛失、または破損や汚損で再交付した後に取り付けますが他にも交換が必要な場合があります。
それは、軽自動車の使用者のの住所に変更があった場合です。
住所で都道府県が変わる場合は住所変更とナンバープレートの変更がセットで行われます。


管轄をしっかりと確認しよう
都道府県をまたいで住所変更する場合はナンバープレートの交換が必要です。
しかし、同じ都道府県内での住所変更ではナンバープレートの交換が必要ない場合があります。
これは管轄している軽自動車協会が変わるかどうかで決まります。
つまり、管轄してる軽自動車協会が変わればナンバープレートが変更になります。
例をあげると静岡県には静岡ナンバーや浜松ナンバーがあります。
静岡ナンバーの管轄区域
静岡市・藤枝市・焼津市・島田市・牧之原市・榛原郡
浜松ナンバーの管轄区域
浜松市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市・御前崎市・菊川市・周智郡
このように同じ静岡県でも管轄の地域がありますので、新しい住所がどこの管轄なのか確かめることが必要です。
管轄の確認は軽自動車協会のウェブサイトでできます。
話題の白ナンバープレートに変更する
ナンバープレートを交換する理由としてもう一つ、話題の白ナンバープレートに変更する時です。
白ナンバープレートは普通車のナンバープレートです。
軽自動車のナンバープレートは黄色で、黄色のナンバープレートは安いというイメージがあることから白に変更したいと思う方は非常に多いです。
しかし、白ナンバーは普通車なので軽自動車のナンバープレートを白に変更できるのか疑問に思う方もいるでしょう。
軽自動車でも取り付けれる白ナンバーは特別仕様のナンバープレートです。
具体的には以下の3つのタイプのナンバープレートです。
ラグビーワールドカップ2019年特別仕様ナンバープレート
2020年東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバープレート
地方図柄入りナンバープレート
ラグビーワールドカップ2019年特別仕様ナンバープレートはラグビーワールドカップを盛り上げる目的で企画されたのがラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートです。
このナンバープレートが非常に人気になって後を追うようにして作られたのが東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバープレートです。
こちらはそれぞれの大会のロゴ入りのみのものが背景が白なので白色のナンバープレートという形になります。
また、地方図柄入りナンバープレートはナンバープレートに各地域の観光資源や特産物といった特色を図柄化して加えたもので地域復興や観光復興への貢献が期待されているものです。
これは白色を選択することができません。
白色ナンバープレートは番号そのままと番号変更どちらでも申請が可能です。
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まとめ
ナンバープレートの交換は女性でも簡単にできます。
用意するものは大きめのドライバーや10ミリスパナです。
ナンバープレートを取り付けているアプセットボルトをドライバーで回せば簡単に取り外すことができます。
力を入れすぎてネジ山が潰れないように注意してください。
また、ナンバープレートを取り外して再交付するには盗難や紛失と破損や汚損で異なります。
盗難や紛失では新しい番号での再交付で、破損や汚損では同じ番号での再交付です。
新しいナンバープレートをもらったら取り外しと同じようにドライバーや10ミリスパナでアプセットボルトをしっかり取り付けましょう。
住所変更でナンバープレートを変更する場合や、話題の白ナンバープレートに変更する場合も同様に簡単に取り外して交換できます。
車屋さんに代行をお願いできますが、10000円〜15000円程度の費用がかかりますので注意してください。
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